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男性不妊患者のライフスタイル(食・嗜好・運動・禁欲)が精液所見に及ぼす影響

学会誌掲載論文

Vol22-1

著者 : 松浦大創,奥原彩也香,小熊惇平,加藤康宏,佐藤 渚,小川奈津,野尻由香,黒田加代子,野村昌男,古井憲司

クリニックママ

Abstract

体外受精が適応される男性患者(非男性不妊群, 男性不妊群)を対象に加曽利の食行動尺度を用いて「抑制的摂食因子」, 「食の安全に関する知識・態度因子」, 「情動的摂食因子」, 「健康を考えた食品摂食因子」を分析した. また独自の質問紙と食物摂取頻度調査票(FFQ)を用いて, 食事, 喫煙, 飲酒, 年齢, 運動, BMIについて調査した. さらに2,3日に1度の射精を行う禁欲期間の指導が, その後の精液所見改善に及ぼす効果を検討した. その結果, 食行動における「食の安全に関する知識・態度因子」では, 20代男性不妊群は20代非男性不妊群と比較して有意に高得点であった. FFQでは牛乳, 菓子パン, また年齢, 運動時間においてそれぞれ有意差が認められた(p<0.05). さらに禁欲期間の指導により改善(28.0%; 14/50)が認められた.

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