*年次大会レポート

第17回 日本IVF学会 学術集会

第17回日本IVF学会(2014年)の思い出

この大会の基本理念を「ART Beyond」と学会始まって初めての英語表記にしました。格好良さを狙ったのではなく、日本語のふさわしい言葉が見つからなかったからです。

現在から3年前になりますが、生殖医療の現場では高齢患者の増加に対する対応や、日本全体で増加し続ける悪性腫瘍後の生殖機能に対する対策、などが議論され始めたころでした。わたしはARTとその周辺領域を議論したいとこのようなテーマにしました。

本学会の顧問である鈴木秋悦先生がお元気な姿で参加されています。

海外からはタイムラプスで現在世界のリーダーとなっているMontag博士をいち早くお呼びしました。

アメリカからはASRMの重鎮であるCedars教授、そして生殖医療医学のリジェンドである我が国が誇る柳町柳造ハワイ大学名誉教授にも来ていただきました。


国内からは私の尊敬する先輩、小西郁生日産婦理事長(当時)に座長として参加をしていただき、吉村泰典内閣官房参与から日本の生殖医療に関する示唆に富むお話をしていただきました。この時にOD-Netを取り上げたのですが、このOD-Netによる出産報告が本年に行われたことついては皆様の記憶に新しいと思います。実に3年の歳月を要したことになります。

この大会でもう一つの出来事は第12回日本生殖看護学会との共催をしたことです。

この共催により日本IVF学会にも650名の参加者を数えたのですが、生殖看護学会の方も350名と学会始まって以来の多数の参加者を集めました。この大会を機に、生殖医療の医師、臨床エンブリオロジスト、そして看護師と生殖医療チームのすべてのメンバーが一堂に会する学会になったのではと自負しております。

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